現代はwebサービスやスマホアプリを利用する人がほとんどです。
ウェブサービスを利用しておこなうフリマ(フリーマーケット)アプリ。個人間で不用品を簡単に売買できる便利なアプリとして大変人気があります。最近では男性がフリマアプリを利用して売買する方が増加しています。そんな中、土木・建築関係者の方に電動工具を売るなら、どのフリマアプリがオススメかご紹介していきたいと思います。
まず初めにフリマアプリのメリット・デメリットを知らない方に、フリマアプリの仕組みを説明していきたいと思います。
フリマアプリとは?
フリマアプリのフリマとは「フリーマーケット」のこと。不要になったものをスマホで撮影して出品すると、欲しい人が買ってくれるというネット上のフリーマーケットです。
フリマアプリは自分の希望する価格で出品でき、欲しい人もその価格で購入できるので、双方が納得する金額でやり取りできるのが大きなメリットです。パソコンがなくてもスマホから手軽に出品したり購入したりできるのも特徴です。
基本的な出品手順はスマートフォンで商品を撮影し、コメントを付けて価格や送料など必要項目を登録するだけ。中には「この価格帯だと売れやすいですよ!」と表示してくれ、
金額の付け方のストレスをなくしてくれるものまであります。
フリマアプリが登場したのは2012年のこと。スマホだけで出品や購入ができる手軽さが受け、2015年に大きな成長を遂げました。不要になった電動工具の売却において、2020年も要チェックのアプリです。
手軽に売却できるのが魅力
フリマアプリは日々進化を遂げています。登録者数が多いフリマアプリもたくさんあり、すぐ売れる確率が高いです。また、出品もスマホで撮影して、商品の説明文や注意点を入力するだけと、とてもカンタン。オークションのような手間や時間がかかりません。商品が売れた後の手続きも、全てスマホだけでできるので、時間も手間もかからないのが、大きなメリットです。
これは電動工具だけとは限りませんが、商品を高く売るポイントは「写真をできる限りキレイに撮り、説明文は商品のことをわかりやすく丁寧に書くこと」です。買い手の気持ちになってみれば、わかると思います。 当たり前のことですが、傷や汚れなどを隠す、中古を新品と書くなどのウソは絶対にやめましょう! トラブルの原因になるだけでなく、結局返品対応になると二度手間です。
取引が安心・安全!
ビバホームや工具専門商社などを通さず、個人間で取引をした場合で特に商品を買う場合は、「商品が届かない」「説明と違う」といったトラブルが不安という方が少なくないでしょう。
そのため、ほとんどのフリマアプリでは、商品代金はいったんフリマアプリの運営会社が預かり、購入者が商品を受け取ったことを連絡すると、出品者に支払われる仕組みとなっています。この仕組みがあるため、「お金を払ったのに商品が届かない」「説明と違う商品が届いた」といったトラブルに合ってもお金が戻ってきます。さらに、ほとんどのサービスで、会員登録時に電話番号などで本人確認を必須にしているので安心できるポイントです!逆を考えると、適当に出品してしまった場合のトラブルは、放置していたとしても返品や返金処理は免れることはできないということです。
電動工具を売却したい人におすすめフリマアプリ4選
おすすめ その1. メルカリ
ダウンロード数8,000万超え、下記でご紹介するフリマアプリを含め、現に利用中の方々の約9割が利用中であり、約7割強はメインフリマアプリとして利用しています。日本のフリマアプリといえば『メルカリ』と浮かべる方がほとんどでしょう。ユーザー数などの規模以外では「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」というメルカリとヤマト運輸、日本郵便が提携した配送サービスは特に注目すべき点です。
ヤマト運輸と日本郵便の配送料金を特別価格で利用できるのですが、全国一律料金な上に価格も安く他のフリマアプリとの差別化に一役買っていると言っても過言ではありません。また匿名での配送が可能となっている点も非常に大きなメリットです。この送料に関しては一部注意が必要で、コンプレッサーやスライド丸のこといった大きな電動工具は、特別価格で発送できない場合があるということです。特別料金の日本郵便の配送サイズは三片合計「最大100サイズ」、ヤマト運輸は「最大160サイズ」です。具体例でお伝えすると最新のタッパが短いスライド丸のこはヤマト運輸の160サイズで収まる場合がまれにありますが、古いスライド丸のこは入らない場合もありますのでご注意ください。
同様のサービスはヤフオク!でも取り扱いがありますが、価格の面でも匿名性の面でもメルカリが上回っています。また、売上金でポイントを購入して、そのポイントでメルカリ内のお買い物や、コンビニなどのメルペイが使えるお店でのお支払いにご利用できるのもメルカリの特徴です。
電動工具を出品数も年々右肩上がりです。電動工具やエア工具を買いたいという方も、売りたいという方もメルカリにはたくさん存在するということです。
なんといってもフリマアプリ界で日本一のユーザー数を抱えているので売り易さはNo.1と言えるでしょう。
おすすめ その2. ラクマ(旧 フリル)
元々は女性専用のフリマアプリとしてリリースされ、のちに男性も利用できるようになったという経緯を持っています。2016年に楽天に買収されてからは認知度が上がってきました。また、CMで知ったという人もいるのではないでしょうか?これから大きな発展があること間違いなしで、工具を売るならおすすめのフリマアプリです。
ラクマは売買の取引では購入申請を出品者が承認することで取引が開始される仕組みなので、評価が著しくない購入者を出品者が拒否することができることもできるので便利です。
一番の特徴として挙げられるのは、ポイントを他のサービスでも使えるという点にあります。他のフリマサービスは単体で運営されているものがほとんどなので、そこで獲得したポイントはそのアプリ内で使うしかありません。
しかし、ラクマで得たポイントはそのまま楽天市場などの楽天が運営するサービスで使えるのです。もちろん、楽天の他のサービスで得たポイントもラクマで使うことができます。楽天ポイントで中古の電動工具を安く買いたいと思っている人を狙い目に搾れるフリマアプリとなっています。
また、上場の楽天が提供しているフリマアプリだけに普段10%かかる手数料を無料にしたり、売買した人にポイントプレゼントなどのお得な期間限定サービスが随時開催されています。このようにラクマは楽天を普段から使っている方のためにあるフリマアプリといえるでしょう。
工具の出品に関してはインパクトドライバやバッテリー、丸のこ、タッカー、グラインダーなどの他、手工具系が多く出品されています。
おすすめ その3. ジモティー
地元の人同士でまだ使える不要品を必要な人に安く譲る、譲ってもらう「地元の人同士の助け合い」がモットーとなります。もう使わないけど捨てるのにはもったいない。または処分費用がかかるから貰ってくれる人いませんか?と使ってくれる人を探すサービスです。
ジモティーと他のフリマアプリとの大きな違いといえば、売買する時は直接会って取引が基本となることです。直接取引なので、銀行口座やクレジットカードなどの登録なしで利用できるのは便利ですよね。
さらに地元の人と繋がれることもあり、現場周辺や自宅の近くの工具がほしい人を探せるのも大きなメリットです。例えば、買い手に現地で動作確認や、使用上の注意点を伝えてあげるだけで、評価が良くなります。
ジモティーは、広告で運営されているため年会費、会員登録費無料はもちろん、販売時の手数料、売り上げから何割かひかれるなどは一切ありません。メルカリは10パーセント手数料で取られてしまうので、最新のインパクトドライバを売買した時に、仮に2万5000円で売れたら、2,500 円も手数料として取られてしまいます。その分、手元に残るのはかなりメリットに感じますよね。このように、完全に無料で使えるというのが大きなポイントです。
一方、他のアプリと違って0円(無料)で出している方も多く、買手も無料で譲ってもらえる物はないかと探す方が多いので高値で売りたい方には不向きです。大きな電動工具で処分に困っているときやお金はいらないから直接引き取りに来てもらいたい方にはとても便利なのでおすすめです。ジモティーは直接取引が主流ですが『引き取りに来る人がどんな人だろう。。。』と不安になるのは、自分で出品する時は理解しておかなければいけません。そのような理由から、評価を落とさないように細心の注意を払わないといけないので、その分おすすめ順位が下がっています。
おすすめ その4. PayPayフリマ
PayPayフリマを知らないという人がたくさんいると思います。
それもそのはず。Yahoo!(ヤフー)が2019年10月7日に運営を開始したばかりだからです。
位置付けとしてはヤフオク!やヤフーショッピングと同じような感覚で使える、PayPay版のショッピングモールです。PayPayフリマを利用するには、Yahoo!IDの登録が必要となっていて、PayPayで決済できたり、売り上げ金をPayPay残高に移すことができるので大変便利です。今は電動工具の出品者が少ないので、競合が少ない割りに購入希望者が多いというメリットがあります。また、ヤフーが親会社であることから、ヤフーオークションに出品されているもののうちオークション形式ではないもの(固定価格)は、PayPayフリマ内で閲覧・取引することが可能となっています。しかし、paypayフリマは未成年の購入と出品はできません、18歳以上が対象です。その分、現場に出たての若い職人の方が該当しないというのがデメリットです。
今は認知度が低く、出品されている電動工具も数多くはありませんが。それを逆手に取って自分で出品した商品を注目させて売ってしまいましょう。また、売り手側は高値で売るのは厳しい状況ですが、2020年に入ってからPayPayフリマは大々的に広告宣伝活動を始めています。これからPayPayフリマの知名度は伸びていくと期待度抜群です!
まとめ
皆さんもそうだと思いますが、自宅にはWi-Fiやネット回線があるのが当たり前になりかけています。そういった状況でフリマアプリを使う人が多いので、今紹介した4つのフリマアプリを活用してみるのはいかがでしょうか?
一方、大きい電動工具(コンプレッサー、発電機、集じん機、電動ハンマ)は、返品時のリスクや梱包の手間があるため、出品代行業者や電動工具買取専門店に任せるのも一つの手です。
初めてフリマアプリをする方には出品するまでの工程が大変かと思いますが、慣れれば自宅で簡単に売却ができるようになります。電動工具だけではなく家にある使わなくなった物を出品してお金にできるのは嬉しいですよね!
写真の撮り方ひとつで高く売れたりするものもありますので、あなたの腕の見せどころです^^
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