お仕事上、ピンネイラとフィニッシュどちらを使用していますでしょうか?
2000年を過ぎたあたりから、ピンネイラKZ35Pを発売され普及し始めた時から、急激に普及しました。
親方やお知り合いから受け継いだり、中古で購入してきた釘打機の調子が
悪くなってきたため、新しく購入を検討する方もいるのではないでしょうか?
今回は、【ピンネイラとフィニッシュの使用目的、ある欠点】と題し、買い替え時にどちらを選ぶか参考となればと思います。
そもそもの違いは?わかっているようでわかっていない?
フィニッシュとは?
フィニッシュで使用する釘は小さい物でも頭径が1mm程度です。
ピンネイルに対して保持力があるため、接着剤併用でなくても取れたりしない利点をもっています。
しかし、打ち込み跡は若干目立ちますので、家具などにはあまり向かないですね。
一方ピンネイルは径0.6mmでマチ針のような太さです。
頭と先端では太さが変わらないといったモノです。
通常ボンド併用で使用し、ボンドが固まるまでの仮打ちの用途となります。
メリットは、非常に細いので打ち込んだ跡も良く見なければ分からない点です。
デメリットは、ピンが硬くドライバが変形して詰まりや頭切れが起きやすい点です。
これがピンネイラの実情!
ピンネイラはドライバの釘を打ちつける部分の消耗が極端に早いことが
最大の欠点とされています。ではどの程度の寿命なのでしょうか?
寿命は、使ったピンネイルの金額とドライバの修理コストが同じくらいと言われています。
これは使用される方にはかなりの痛手ですよね。
残念ながら、どのメーカーのどの機種もピストンとドライバが一体化になっています。
ドライバ交換費に3000~9000円くらいです。(各メーカーによります)
工場で使用していた時に寿命になったときは空打ちになったり、
ピンがよく詰まるようになりましたね。
ピンをだいたい5~10箱くらい打つと寿命と考えて下さい。
ピンネイラの一時的な対処法があった!
摩耗したピンタッカのドライバ対処法です!
空打ちになったり、ピンが良く詰まるような症状が出始めたら、
ドライバの先が斜めに磨耗していることになります。
対処法は「詰まりやすい部分を取り去るように平らに削り斜めに
磨耗している部分を削ること」です!
処理した後に削った面がピンの頭とほぼ同じ大きさになるように
削るのがコツです。
削った面が横に長くなりますので、余分なところは斜めに落とします。
この対処法を行った場合ドライバが1~2mmほど短くなりますので、
深さ調整をその分深くしないと、ピンが出てしまいますので注意して下さい!
コメント
コメント一覧 (2件)
ピンドライバの自分で交換できるマキタの電動工具を見つけること出来ました。
助かりました、本体にはspareが一本付いていましたが、注文の際知らずに予備を購入した。
3000円より安いのでDIYerにとっては、助かります。情報提供ありがとうございまーす。
お役に立てて光栄です!!